アメリカ留学に持っていくスーツケースはTSAロックでないとダメ？ - 使える英語を身につける高校生向け海外英語研修ならツアーオデッセイ

留学先に持っていくスーツケースは、TSAロックでなければダメかというと、そのようなことはありません。
施錠の方法は、これでなければならないという決まりはありませんから、極端にいえば鍵はかからなくても問題はありません。
鍵をかける理由というのは防犯目的ですから、鍵が絶対に必要というわけではないのです。
相手が本気で奪い取ろうとすれば、スーツケース程度の鍵など何の役にも立ちませんから、ある意味鍵はなんでも良いといえます。
しかし、アメリカを留学先に選ぶ場合には、スーツケースの中身を調べられることがあり、その際に、施錠されたものは破壊されてしまう可能性があります。
その時にTSAロックの物を選んでおけば、相手が合鍵で施錠をすることになるので壊されずに済むのです。

防犯のつもりで、セキュリティのしっかりしたスーツケースを選びたいと考える人は少なくないものですが、実際はそこまでこだわる意味がありません。
いたずら防止であれば鍵がかかっていることで、標的になることを避けることができますが、相手が本気で盗むことを考えているのであれば、鍵など全く問題となるものではないのです。
どこかに縛り付けられているのであればともかくとして、持ち運びができるスーツケースでは、盗んだ後に破壊をして中身を取り出すことなどなんてことはありませんから、いくら鍵をかけても意味が無いということになってしまいます。
そのため、極端ではありますが鍵などあってもなくても、それほど問題となるようなものではないのです。
もちろん、人の目を盗んで中身を漁って持っていこうとする相手には、多少の効果はありますが、防犯目的のセキュリティとしてはスーツケースの鍵は非常に弱いものとなっています。

アメリカなどに留学をする場合に覚えておきたいこととして、アメリカはテロ事件以来、非常に神経質になっていますから、少しでも不振な荷物があれば、すぐに開けて中身を確認するようにしています。
その際に、鍵は破壊することを認められているので、施錠をしたままにしておいて破壊をされても文句をいうことはできないのです。
しかし、TSAロックの場合だと係員がマスターキーを持っているので、破壊されずに開けられるので、壊されずに済むのです。
それでも、必ず係員が全てのマスターキーを持っているとは限りませんから、留学をする時のスーツケースの鍵のことはあまり気にしすぎず、貴重品は肌身離さず持つことで対処することをお勧めします。
アメリカ留学に持っていくために、新しくスーツケースを購入するというのであれば、TSAロックのものを選ぶといいでしょう。