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高校留学生がアメリカの大学に出願するとき
高校生で海外に語学留学した場合、通常は留学生扱いのビザになります。
基本的に、日本の高校生が海外の大学に出願する場合と、海外留学していた高校生がそのまま海外の大学に出願する場合とで条件や必要な書類に大きな差はないと言って良いでしょう。
市民や永住権保持者の場合はまた勝手が変わってくるようですが、今回は留学生の大学入試についてですので割愛いたします。
まず、アメリカの大学が入学志願生の合否を決定する要素を知る必要があります。
アメリカは日本とは違い、各大学が個々にテストを行うことはありません。
一般的には、高校の成績、推薦状、作文や論文などの成果物、課外活動の有無、面接、そして民間が行っている英語力と学力のテスト結果を総合的に見て判断されます。
特に留学生は英語力をTOEFLの点数で測られることが多いため、海外の大学に入学を申し込む際にはほぼ必須と言えるでしょう。
留学をせず日本の高校で3年間学んでいた生徒よりも、留学をしていた生徒のほうが圧倒的に語学力はついていますから、この点で留学は優位に立つことができるのです。
アメリカの大学出願に必須?のSATとは
先にアメリカの大学に出願する際に必要なものとして挙げた学力テストは、「SAT」と呼ばれているものです。
これはアメリカの高校生が大学入学前に学力を測るための標準テストです。
同じような民間企業の行うテストに「ACT」というものもありますが、アメリカの大学ではほとんどの場合いずれかが必要とされます。
高校の成績がトップだったとしても、レベルの高い高校の下位以下の学力ということも考えられるからです。
しかし、日本からの留学生も当然SATが必要かといえば実はそうとは限りません。
留学生のSATの提出を任意とする大学や、不要としている大学も実際にあります。
その一方で、名門で超難関と言われている大学などはSATだけでなく、専門的な教科ごとのSATの成績の提出も求められることが多いです。
自分の入りたい大学に何が必要なのかはしっかりと事前に確認しておきましょう。
カナダとアメリカの選択肢
アメリカの大学について必要なことは大体上記の通りですが、当然海外の大学はアメリカだけではありません。
SATはアメリカの大学出願に必要なものですので、アメリカ以外の大学の場合は必要ありません。
しかし、海外のどこの大学でも必要とされるのは、英語力です。
スムーズに会話ができる・授業内容が理解できるほどの英語力は、日本の高校ではまず教えてくれません。
高校生から留学することは、海外の大学に入学したい人にとって大きなプラス要素となるはずです。
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